ちょっと前までチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が、減速した理由

[ 市場規模を考える ]

焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店の市場規模は成長することなく、300億規模で増減を繰り返しています。

そんな状況下で、出店を加速させる。また、

・ステーキ屋松(松屋フーズ)
・やっぱりステーキ(やっぱりグループ)
・アッ!そうだステーキ(チムニー)
・カミナリステーキ(モンテローザ)

といった類似点の出店も急激に増える。

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壮絶なイス取りゲームが、新鮮味を欠く
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出店が多すぎると、

「なんか最近ステーキ屋多くない?」

という消費者心理が働きます。【手軽な価格の立ち食いステーキ】に対する新鮮味が薄れ、ブランド力も低下します。

つまり「消費者に飽きられる」ということです。

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「ブランディングしよう!」という声が巷で溢れているように感じますが、大切なことは「ユーザーにとって新鮮味があるかないか」です。

どれだけブランディングに力を入れて「もぅ飽きてるんだけど…」と消費者が感じるブランディングは、見向きすらされない自己満足です。

・自分をどう見せるか
・自社をどう見せるか

それは相手(他社)がいて、はじめて「どう見せられるか」になると感じます。


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